反り腰さんのためのお腹痩せポイント

 

骨盤や背骨の骨格によって、より運動効果を出すためのポイントがあります。

今日は【反り腰さん】に焦点をあてて、お腹痩せエクササイズのポイントです。

「お腹痩せしたい」と思って、たとえば腹筋などの運動をしても、骨盤・背骨の歪みを無視して行ってしまうと、せっかくやっているのに正しく効いていかったり、腰を痛めたりする可能性があります。

簡単にやりやすいもので、お役に立てればと思いますので
よかったら、ご自身のお体チェックされてみてくださいね。(^^)

 

反り腰チェック

壁にかかと、お尻、肩甲骨、頭をつけて立ってみてください。

腰と壁のすきまに手を入れて、反り腰具合をチェックしてみましょう。

手のひら1枚分だとちょうどよいのですが、1枚分以上あると反り腰さんです。

 

またこのように、自然に立つと骨盤が壁から離れがちな人は、「スウェイバック姿勢」といって骨盤が前にスライドしているタイプです。この姿勢も反り腰さんの中に時々いらっしゃいます。

 

改善エクササイズ

ポイントは、まず反り腰を改善させながら体幹コア(お腹のインナーマッスル)をはたらかせることです。

やり方①

仰向けになり、このようにいすに足を置きます。お膝は90度くらい曲がるようにしておきましょう。

かかとで真下に椅子を押すと、太もも裏に力が入って、骨盤後傾(矢印の方)してくると思います。

少しお尻が持ち上がりそうになるような感覚です。

 

やり方②

腰のすき間に手を入れてみて、かかとで椅子を押したときに、腰のすきまがつぶれる感じがあったらOKです。

この姿勢で骨盤が後傾すると腰のすきまがつぶれてくるからです。

この動きが確認出来たら、呼吸に合わせて行いましょう。

リラックスして息を吸って、吐いた時にかかとで椅子を押す動きをします。そうすると腰のすき間がつぶされながら、下腹部にぐーっと力が入ってくると思います。

この状態だと、良い骨盤・背骨の配列で体幹コアが働きます。

 

応用①

先ほどの、動きができたら、今度は頭を持ち上げてみましょう。

息を吐くときにかかとで椅子を押し、お腹に力が入ったら、頭をあげます。

肩甲骨が床から離れるくらいです。

 

 

※腹筋運動をしたら首が痛くなったという経験はないでしょうか??

それは体幹コアがあまり聞いておらず、首の筋肉を使っているからなんです。このように頭を持ち上げるとき、首だけが曲がってしまわないようにしましょう。顎を引いて頭を少し下げ、肩甲骨が床から離れるイメージで行ってみてください。 ^^) _~~

 

 

 

応用②

息を吐くときにかかとで椅子を押し、お腹に力が入ったら、頭をあげます。

 

頭を持ち上げたまま、手を耳くらいの高さまで上げます。

 

このとき、腰が反ったり、肋骨が前に浮き上がらないようにしましょう。

 

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反り腰さんは、このような歪みを整えながら正しく筋発揮できる状態をつくってから、

もう少し難易度があがったトレーニングをされるとより効果が出ると思います。(^^)

文章の説明だけでは、少しわかりにくい部分もあるかもしれませんが、皆さまの運動の一助になれば嬉しく思います。***