ひざの痛みの原因に多い一つに変形性膝関節症があります。

今日はひざの構造なぜ痛みが起こっているかについて、ご紹介します。

変形性膝関節症とはどんな疾患?

変形性膝関節症とは、加齢に伴う関節軟骨の老化であり、膝関節の軟骨を作るよりも、軟骨が分解されてしまう割合が大きくなってしまう疾患です。これが俗にいう「軟骨がすりへってしまう」状態です。「軟骨がすり減ってしまう」状態になると、痛みを感じ、また痛みがあるがゆえに、運動量が低下して、筋力不足、周りの筋肉の柔軟性が失われ、歩き方に違和感を感じるようになります。

 

膝関節の構造

変形性膝関節症

ひざ関節は、体を支えるために、常に負担を強いられています。歩行時は体重の約3倍、階段昇降時は約7~8倍もの負担がかかっています。

そのため、ひざ関節には、物理的なストレスを逃がすような衝撃吸収の機能があります。

たとえば、半月板は、衝撃をやわらげるクッションのような役割をしたり、靭帯はひざのアライメントが崩れないように支え、関節軟骨や関節液は関節の摩擦を減らす役割を担ってくれています。

 

変形性膝関節症になると・・

引用:日本整形外科学会

 

正常なひざは、上の骨(大腿骨)と下の骨(脛骨)の間にすき間がみられます。しかし、変形性膝関節症のレントゲンは、このすき間がつぶされています。

関節のすき間がつぶれた状態になると、上記のような衝撃吸収のさまざまな機能も働きにくくなります。

そうすると、軟骨がすり減った際に出る削りかすに滑膜が反応して炎症を起こします。これがひざの痛みの原因です。

ひざの痛みには、変形性膝関節症以外にも、様々原因がありますが、

「あれ、ひざがおかしいな」

「最近歩くときに変な感じがする」

と気づかれた時に、整形外科に行ってお医者さんに見てもらうことをお勧めします。

病院を受診された後は、ひざ・股関節周りの筋肉をつけること、骨盤・脚の歪みを正すこと、ひざ関節の正しい体重のかけ方を学習することがさらに悪化させないために、大切です。

早いうちからケアしていきましょう。(^^)