生理周期の時期によって、食欲が変わる、体調の変化、仕事への集中度合いが変わる、など感じられたことはありますでしょうか??

今回は、食習慣において、女性ホルモンがどのような影響を及ぼしているかについてまとめました。

 

生理周期と女性ホルモンの分泌

生理周期は、主に月経期(生理)、卵胞期、排卵期、黄体期に分かれます。排卵期の直前にエストロゲンがピークに分泌され、黄体期にはエストロゲンとプロゲステロンの両方が高くなります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

エストロゲン作用を表す物質は、体内に複数存在しています。最も作用が強力なのは17-βエストラジオール。総称してエストロゲンといわれています。

女性らしい体型をつくる、月経を起こし、子宮・膣・乳房などの発育を促す、妊娠・授乳が可能な状態にする役割を担っています。また、男女問わず、骨、筋肉、血管、消化管、皮膚などにも作用、コレステロールの代謝調節、インスリン分泌の調節にも関わっていることがわかってきています。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

プロゲステロンは受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に整え、着床(妊娠)後は妊娠を継続させる働きがあります。 また、基礎体温を上げる、眠気を引き起こす、水分をためる、食欲を亢進させる、などの働きもあります。

 

 

生理周期と食欲の関係

食欲をコントロールしやすい時期

エストロゲンには食欲中枢を抑える働きがあります。エストロゲンの分泌量がピークを迎える排卵期、この時期は食欲が増えにくい傾向にあります。

そのためこの時期に、食事をコントロールする、ダイエットの習慣つくりを始めると良いのではないかとの文献がいくつかありました。

食欲をコントロールしにくい時期

生理前(黄体期)、月経前症候群(PMS症候群)の時期とほぼ同様です。

黄体期は、エストロゲンとプロゲステロンの両方が分泌されていますが、エストロゲンによる食欲抑制効果はプロゲステロンにより抑えられ、結果として食欲亢進につながります。

また、黄体期はむくみやすい時期でもあり、1㎏前後の体重増加がみられることもあります。

むくみやすい原因としては、エストロゲンとプロゲステロンに水分貯留作用があるからです。

 

 

対策として

生理前は、食欲亢進、むくみやすいという性質があるので、少し体重が増えたり、脚のむくみが気になられることもあるかもしれませんが、不安に思われなくて大丈夫です。

ストレスによる食べ過ぎ・甘い物摂取につなげないために、

この時期は、夜早く寝る、

エネルギーの必要な仕事・より思考や集中を必要とする仕事は、調子の良い時期に配分する

など工夫されてみるのも良いかもしれません。

 

あくまで一つのご提案ですが、ご参考になれば幸いです。

また、皆さんが工夫されていることもお聞きできると嬉しく思います*