近年の食生活スタイル

現代人が抱える不調や疾病、副腎疲労・慢性疲労、貧血・鉄欠乏、アレルギー、生活習慣病などは昔よりも増えていると言われています。

1950年代から変わってきた日本人の食習慣、顕著にみられるこちらの2点をピックアップします。

・リノール酸摂取量の増加

・食物繊維摂取量の低下

逆に、これらに気を付けた食事をすれば、上記の不調や疾病を予防する一助となります。

 

リノール酸摂取量の増加

リノール酸とは、植物油に多く含まれている 不飽和脂肪酸で、オメガ6(n-6)系脂肪酸です。

たとえば、菓子、パン、マヨネーズ、カップ麺、総菜など加工食品やファストフードに含まれます。

リノール酸は調理加工の過程で使われ、「見えない油」ですが、現代人の食生活スタイルでは知らず知らずのうちに摂取過多になりがちです。

リノール酸は必須脂肪酸ですが、取りすぎると免疫細胞が働きにくくなったり、動脈硬化や心臓病のリスクにつながる可能性もあると報告されています。

またご紹介しようと思いますが、油も「全く悪」というわけではなく、摂る油の種類やバランスが大切です。

 

食物繊維摂取量の低下

食物繊維は、野菜や海藻、きのこに含まれます。こちらも昔の食と比べると、日本人の摂取量が減っていると想像がつくかと思います。

「田舎のおばあちゃんが作るもの」と想像してもらったらわかりやすいですが、ひじきや切干大根、かぼちゃや里芋の煮物、酢の物など、昔は食卓によく並んでいたものかと思います。

食物繊維の1食の理想摂取量は、片手のひら2枚分。それを毎食と考えるとなかなか十分摂れていない方も多いかもしれません。

自分の食生活を振り返ってみても、手軽に済ましてしまうとき程、たとえばお弁当、〇〇丼、惣菜のパン、パスタなど、食物繊維は摂れていないなぁと感じます。

 

また、最近は精製された食べ物が出回っていることが多いです。食べ物が精製される過程でも食物繊維がそぎ落とされます。

たとえば炭水化物であるお米。

玄米や雑穀米は精製されていないのに対して、白米は精製されています。炭水化物=糖質+食物繊維。なのですが、精製された白米になることによって、食物繊維やビタミン・ミネラルなどがそぎ落とされてしまっています。

 

まずは取り除くことから

しかし、いつも自炊をして完璧に体に良いものを食べようというのは、手間もかかりますし難しいと思います。

まずは余分なものを摂らない、良くない習慣を軽減することから始めてみましょう。

糖類、糖質の合わせ食い、ジャンク、菓子、菓子パン、アイス、カフェラテ、ジュース、アルコール、加工食品など。

完全にやめなくても、菓子パン、ジャンクフードの頻度を減らす、

またコンビニでも揚げ物よりサラダなど食物繊維豊富な食品を選ぶ、加工の少ない食品を選ぶ、など少しずつ工夫していくとよいと思います。