肩・首こりと体の歪み

肩こり・首こりのよくある原因の一つに、【首が前にでている背骨の歪み】があります。

A.理想的な背骨  B.首が前に出た背骨の歪み

引用: 筋骨格系のキネシオロジー

 

 

肩こり・首こりに悩まされている方は、首が前に出た背骨の歪みかどうか、以下のチェックポイントをご参照ください。

チェックポイント

①壁立ちをしたときに頭がつかない。

踵、おしりを壁につけて、楽に立ってみましょう。その時に後頭部が壁につかなければ、首が前に出ています。

②腹筋運動で首ばかり前に出てしまう。

仰向けに寝て、肩甲骨が床から離れるくらい上体を起こしてみましょう。

このときに、首ばかりが前に出ている方は首が前に出やすい歪みの可能性が高いです。↓↓

③鏡を見た時に、首の筋が見えやすい。

日ごろ体を動かしているときに首に力が入りやすくなると、筋が浮いて見えやすくなります。

首が前にでてしまう歪みはなぜ起こる?

首が前に出る歪みの原因として、体幹コアがしっかり働いていない可能性が高いです。
体の幹となる体幹がしっかり働けていないと、枝葉である手足、そのつなぎである首に過剰な力が常に入ってしまうことになります。

 

 

まずは体幹コアから

この歪みの方にお勧めの体幹コアトレーニングの中から、今日は一つご紹介いたします。

呼吸を意識した体幹コアのトレーニングです。

①四つ這いになります。息を吸って吐きながら背中を丸めていきます。

②背中を丸めた状態でさらに息を吸って吐くを繰り返します。

※ポイントは背中を丸めた時に背中側に空気をたくさんいれるイメージです。

呼吸をするとき、体の前面だけでなく、後ろにも空気が入って肺が拡張します。

この後ろへの肺の拡張が乏しい場合は、日ごろ横隔膜があまり使われていないサインなので、こういったエクササイズを取りいれていただくとよいです。

 

横隔膜がしっかり働くとリラックスできる

※黄色部分が横隔膜

引用:team Lab Body

首・肩周りの筋肉がずっと緊張しているとつらいですよね。

特に、首の後ろには脊髄があり、神経の通り道なので、首周りがずっと緊張していると、自律神経の乱れにつながります。

今日お伝えしましたポイント、横隔膜をしっかり動かして体幹コアを働かせること。とても大事です。

これを体に定着させると、肩や首の余計な力がぬけて、楽に体を動かせるようになります。

皆さんがもっと楽に、お仕事や好きなことに打ち込めますように。

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