体の歪み改善トレーニングのポイント
体の歪みを改善するために
体に痛みを抱えている方で
体の関節にかたさがあるのが原因なのか?体幹の筋肉が弱くなっているのかも?
姿勢改善が必要なのではないか?
ご自身でもいろいろと思い当たる節があるかもしれません。
トレーニングにより改善するポイントとして一つご紹介します。
MovementとMotion
Movement:体全体が動いている様子を表現。
たとえば、歩行、ランニング、ジャンプなどです。
Motion:関節や部位の動きの様子を表現。
たとえば、股関節125度屈曲、肩関節180度屈曲などです。
トレーニングのポイントは、このMovementを改善することです。
たとえば、肩の腱板断裂をされた方、リハビリや運動療法によって、肩甲上腕関節(肩の関節)自体の動きはよくなったが、「洗濯物を干すときにまだ不自由さを感じる」「肩をあげるときに痛み、違和感がある」など、実際の動きになると難しさを感じてしまうことがあります。
Motionを改善するだけでは不十分で、
Movementの獲得のためには、バランス、姿勢のコントロール、認知、知覚、コーディネーションといった運動制御能が必要となります。
つまり部分的な動きの改善だけでなく、動作パターンの改善といったところです。
Motionだけでなく、Movementを改善することを少し頭においてトレーニング行っていきましょう。(^^)
※腱板断裂・・腱板が骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという解剖学的関係と、腱板の老化がありますので、中年以降の病気といえます。明らかな外傷によるものは半数で、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きます。症状として、肩をあげるときの痛み、あがりにくさです。「日本整形外科学会」