ダイエットによく出てくる血糖値のお話
ダイエットに関するお話で、血糖値、ブドウ糖、インスリン・・など糖代謝に関する言葉がよく目にするかと思います。
今日は、ダイエットに関するところで、糖代謝についてお話していこうと思います。
人が生きていくためにはエネルギーが必要
人が運動したり、歩いたり、仕事をしたり、動くためには、その動力となるエネルギーが必要です。
実際、じっとしていても、寝ているときも、呼吸や体温調整などのためにエネルギーを必要とします。(基礎代謝エネルギーとよばれるものです)
エネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。(三大栄養素と呼ばれるものですね)
エネルギーを生むための燃料というイメージです。
今回は糖質のエネルギー代謝にスポットを当てます。
私たちが食事で糖質をとると
※糖質の多い食品…たとえば米、パン、芋類、お菓子、果物など
糖質が体内でブドウ糖に分解され、
酸素とともに燃焼されてエネルギーが生成されます。
このエネルギーを使って生命活動が営まれます。
糖質を摂りすぎると、太る??
糖質は、生命活動のエネルギーとしてとても必要なものです。
しかし、糖質を必要以上に摂ると、ブドウ糖が血液中に余ってしまいます。
通常でも、血液中にブドウ糖が増えると、インスリンというホルモンが分泌されます。
するとブドウ糖はグリコーゲン(ブドウ糖の貯蔵型)に替えられ、筋肉や肝臓に貯蔵されていきます。

しかし、貯蔵できないほどブドウ糖が多いと、脂肪細胞の中に体脂肪としてため込まれていきます。
これが、糖質を摂りすぎると太る、と言われる理由です。
急激な血糖値上昇を防ぐ糖質の摂り方
全く摂らないというわけではなく、摂り方を考えていきましょう。
糖質は、私たちが脳で思考するとき、体温を調節するとき、筋肉を動かすときなど、大切なエネルギー源となってくれます。
ここでは、急激な血糖値上昇を防ぐ方法(ストレスなくできそうなもの)を一つお伝えします。
食物繊維(野菜や海藻類)から先に食べて、糖質は最後に。
食物繊維は消化が遅いため、長く胃や腸にとどまります。
なので、その後入ってくる食べ物の消化・吸収がゆっくりになるのです。
糖質の吸収がゆるやかになるため、急激な血糖値の上昇、体に体脂肪として溜め込むのを防ぐことができます。