キューイングの出し方
先日オンラインでピラティスの勉強会を受講しました。
今回はピラティスに関する様々なテーマだったので、足や腰、肩など詳細な評価を学べるもの、腰部脊柱管狭窄症や過去の骨折など既往のある方に安全にレッスンを受けていただく方法、実際に体を動かして学べるものまで幅広くありました。
中でも、ピラティスやヨガに特徴的な『キューイング』。
『キューイング』とは、ピラティスのセッションでインストラクターがお客様に伝える合図や指示全般を指します。
ピラティスは、運動学習や神経筋トレーニングなので、インストラクターが出す刺激はとても大切です。この刺激には、言葉(聴覚刺激)だけでなく、視覚や触覚なども含まれます。
動作分析や解剖・運動学を知ることもお客様の体を良くするために有効ですが、
セッション中に良い運動パターンを引き出せるように、キューイングを磨くことも大切です。
良いキューイングの中で体を動かすと、セッションが終わった後に、身体が心地よい、すっきりした、自然と姿勢がピンとしている、という感覚がします。
今回、いろんな先生の講義を受け、日頃のレッスンを振り返り、新たな気づきもあったので、とても勉強になりました。
またセッションでお客様に還元していきます。